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胃ろう交換はボタン式を選択しました (ボタン式かチューブ式か?)2025年03月19日 09:35

胃ろう造設2024/10/29から 
4月末に6ヶ月になるので胃ろう交換になります

口から食べられているので、、「胃ろうを抜く」という判断もありますが
まだ以前の状態ではないし、万一に備え、次回も残しておこうと思います。
万一とは、発熱時に水分だけ入れたり、経口摂取が落ちたときに必要量を補給できる。食べられなくなった時のリスクです。

とろみ無しでお茶や薬も飲めますが、量が多いと困難で、胃ろうを使っています。
食事もまだミキサー食レベルなので、パン食や軟飯+キザミ食まで戻るまで訓練は続きます。


ここで課題は、「ボタン式かチューブ式か?」です。
現在は病院の判断でチューブ式ですが、当初、ボタン式のメリットとして
「事故抜去の心配が少ない」、「接続チューブの洗浄ができる」
として、ボタン式に変更したいと考えていました。

病院に入院中であれば、自己抜去の心配もなく
シャワー浴もしないし散歩もしないので事故抜去の心配もない
接続チューブの洗浄の手間を考えればチューブ式を選択したと思います


チューブ式に慣れてきたため、チューブ式の方がいいかとも考え始めました

★現状チューブ式のデメリットと思っていたこと6ヶ月使っての感想

×チューブの洗浄ができない
〇入口や接続部に変色がありますが、チューブに変色や汚染は無いように思います

×邪魔になる。引っかかる。事故抜去の心配
〇自作腹帯に入れて、シャワー浴や散歩の移乗でも引っかからない
 ×引っかかってヒヤッとしたことは1回ある

×カテーテル閉塞予防に酢水充填をする。(病院の指導/ネットでは賛否あり)
〇ボタン式でも接続チューブを洗浄必要


一方でボタン式のwebで情報や専門家の意見を集めました


★ボタン式のメリット、デメリット

〇チューブの洗浄ができる×毎回洗浄しなければならない
→〇酢水注入不要
1日6回(お茶と薬)の接続と洗浄

〇事故抜去、自己抜去がない×毎回接続の手間がかかる

×逆流防止弁や内径が細く、半固形の注入に力が要る
 →〇ボタン式でも半固形を問題なく使っていると訪問看護師さんの情報

×通院や散歩など外出時、接続チューブの携帯必要 紛失の心配

×長く使っているとチューブが硬くなって接続から外れやすくなる

〇ボタン式が多い(訪問看護師さんの私見)

×逆流防止弁がある場合は減圧チューブを使用して胃の中の空気を抜いて圧を下げる
→〇チューブ式でも減圧したことがない。ガス抜きって必要?

×ボタン型はシャフト長を変えられない 体重増加などで食い込む
→〇現在1cmの遊びがある

×18frで直角型では薬の投入に詰まる。栄養も落ちにくい。
 ガスを出すのに出し切れない・・・2010年ブログ
→20Frでストレートなら問題なし?
×20年前の胃ろう解説書には「ボタン型は内径が小さくミキサー食に適さない」
 「ボタン式でも、内径が太く、ミキサー食投入可能な種類がある」 諸説あり

-----------専門家意見----

外科医  ボタン式でも半固形やミキサー食に問題ない

訪問医  どちらでもいい 
     ボタン式 自己抜去の心配の人 体重が増える人調整できない
     どちらが多いの質問には答えず。胃ろうの在宅は少ないようです。
     長い間収束しないのはどちらにもメリットがあるから

訪問看護 ボタン式がほとんど。チューブ式は見ない。
     今は4人いるがみんなボタン式。
     ボタン式でも半固形栄養剤は使っていて、問題ない。
     経口していれば、お守りとしてボタン式がいいのでは。

ケアマネ 担当で胃ろうの人はいない。ずいぶん前にボタン式あった。

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ボタン式の最大のデメリットと思っていた半固形注入に問題なければ、
以下の2点の判断になります
デメリット:接続、洗浄の手間
メリット:シャワー浴と散歩の時の事故抜去なし

引っかかってヒヤッとしたことがあるので
これから胃ろうの利用が減り、外出が増えるとすれば、メリットの方が大きい。
 
特に訪問看護さんのほとんどボタン式で半固形注入に問題ないという意見に大きく傾いた。

次回はボタン式で予約しました。




週3回で1日3食とお茶、薬の経口摂取を練習中2025年03月11日 10:32

・脳梗塞2回目 2024/9/29 から5.5か月
・胃ろう造設 2024/10/29 から4.5か月。
・直接経口栄養に挑戦スタート 2025/1/15 から2ヶ月。

第6ステップ 週3回で1日3食とお茶、薬の経口摂取を練習中です

まだまだ租借の訓練が必要です。
食事時間についてはムラがあります。
スイスイ食べるときは30分程度で食べますが
租借が進まないのか、食欲がないのか、40-50分かかるときもあります
たまに口に入れすぎると詰まりそうになります。

薬とお茶(とろみ無し)を経口トライしてみましたが、量が多いと困難で、
以前のパン食や軟飯+キザミ食にまで戻るにはまだ時間がかかりそうです






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■事前ステップ 昼食胃ろうにミキサー食を注入 2024/12/11~
■第1ステップ プリン70g経口 1/15~19 ・・・5日間
■第2ステップ 昼食にミキサー粥経口 1/20~22 ・・・3日間
■第3ステップ 昼食(1食/日)をミキサー粥+副食ミキサーで経口 1/23~・・・7日間
■第4ステップ 昼夕食(2食/日)をミキサー粥+副食ミキサーで経口 1/30~
■第5ステップ ミキサー粥→全粥(粒あり)+副食ミキサー 租借の訓練 2/11~

■第6ステップ 
  〇週3回3食/日 全粥(粒あり)+副食ミキサーで経口租借の練習 3/1~
   昼夕食(2食/日)に加えて
   朝食も経口を週3回(火・木・金)にしました。
    →半固形栄養剤の在庫があるので 週4袋だけ消費していきます

  〇昼と夕の薬はヨーグルト30gで経口スタート 3/9~
  ×朝は薬の量が多く経口失敗→胃ろうより注入
  △お茶はとろみ無しで経口トライ
    →100cc程度なら問題ないが多くなると困難 3/10

 →朝の薬とお茶を胃ろうから注入を継続中


3/1~3/11平均
 たんぱく質17.1% 脂質25.0%、炭水化物58.8% 塩分4.8g
 981Kcal 382円/日 飲量1254cc 


お薬手帳の基本情報2025年02月26日 15:55

通院していた頃は、脳外科、内科、眼科、皮膚科を受診して
3か月ごとだったりしますが、通院のタイミングはずれていました。
お薬手帳は1年ほどでいっぱいになり新しくなります。


今は訪問診療のため投薬は一括化されて、毎月の処方箋になっています。
しかし、投薬が16種で多いので、1回で2ページ使います
お薬手帳は同じように1年ほどで新しくなります。

ここで問題は基本情報として
ほぼ1年ごとに同じ項目を多く書かないといけないことです。


名前、生年月日、性別、住所、電話番号、血液型
・アレルギーはない
・薬の副作用がある ・・・消化器出血や血尿など
・治療中の病名が多い ・・・脳出血後遺症、糖尿病、緑内障、などなど
・既往歴が多い 
・緊急時の連絡先 
 通院している病院(病院名、住所、電話)、
 ケアマネージャ(氏名、電話)、地域包括センター(氏名、電話)
・薬局の住所、電話、fax
・介護者の名前、電話
・病名と薬

個人情報の塊になってしまいます。

電子版もありますが、やっぱり緊急時には紙の手帳がいいと思います。

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お薬手帳を利用するメリット

①重複や飲み合わせを確認することができます。
②緊急時や災害時でも、使用している薬を伝えることができます。
③アレルギーや副作用を伝えることができます。
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「重複や飲み合わせ」については複数の病院や薬局で購入する場合で、
妻の場合1か所なので心配ないと思います。

使用している薬は多く、いつもの病院でない時は
治療中の病名と薬の関係や副作用履歴を伝える必要があります。

また、薬の副作用を抑えるための薬というのもあり、
薬の目的も伝える必要があると思います。

上記副作用履歴と薬の目的は、記入しないと伝えられません。


通院や救急時の説明のためには、
救急医療情報シート(A4シート)に詳細に記入しています。
病名も増えてバージョンアップして、
実際に救急車に乗った時は役立ちました。


災害時など、手元にお薬手帳しかなかったとき
お薬をもらうときが想定されます。今まで一度もありませんが・・・。

お薬手帳はA6サイズです。A4サイズで1/4です。
見開き2ページでA5の大きさに上記基本情報を整理して印刷しました。

1枚作っておけば、新しいお薬手帳に差し替えられます。




---2/27追記----
■お薬手帳のカバー作成
手帳のビニールカバーと、色紙(結納の金紙)を使って


お薬手帳のカバーを作成しました