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心的外傷後成長(PTG)2023年11月30日 10:52

■NHKヒューマニエンス 
「”死の迎え方”ヒトの穏やかな死とは」
 初回2023/11/20 11/29NHKBS4K再放送

余命宣告された人の中に怒りや不安の一方、心的外傷後成長(PTG)があるらしい。
そのことは望んだことではないし、避けたいことだけれども、
なったからこそ人生観が変わったり、得られるものもある。
ということです。

私の心境にぴったりだなと思いました。

「心的外傷後成長(PTG)」をwebで検索すると出てきます

■心的外傷後成長(PTG)
PTGとは危機的な出来事や困難な経験を乗り越えた後に、
ポジティブな心理的変容が生まれること

PTGにおける人の5つの成長
・他者関係
・新しい可能性
・人間の強さ
・精神的変容
・人生の感謝

番組では「余命宣告」でしたが、
「自然災害」、「事故」なども危機的な出来事です。
そして、「配偶者の介護」もそうだと思います。

■心的外傷をうけて成長しているなと思います

・新しい可能性 =スキルアップの実感がある
 ・家事全般 ・・・生きていける
  掃除や洗濯買い物、家計簿、将来設計
 ・介護技術の向上 ・・・かかりつけ医、看護師、管理栄養士として
  おむつ介助、シャワー浴全介助、車いす散歩や栄養管理
 ・DX(デジタル変革)・・・デジタル技術で暮らしを変える 
   ①栄養計算のデジタル化と可視化
   ②家計簿の可視化
   ③介護データの可視化
   ④スマートホーム化
 ・DIY技術 ・・・ミシンや電動ドライバー、振動ドリルなど、
 ・自動車整備の技術やナビ、ドラレコのDIY取付

・人間の強さ =創意工夫を発揮した
 会社生活でのストレス対処法(精神的な強さ)や
 創意工夫、体力を活用して困難に対処してきた

・精神的変容 =人生理念をつかんだ
 宗教や信仰心はないが、どう生きるべきか、
 何を目標に生きて行くべきかが明確にして
 人生理念(介護理念)をつかんだ。
 残りの新しい人生を豊かに生きられる

・人生の感謝 =いい人生だ。
 一所懸命、思い通りに生きてきたから
 老いることは怖いことでも悲しいことでもない。
 妻でよかった。面白い人生だ。

「ミステリと言う勿れ」の名言2022年01月25日 15:30

新しい年になって、テレビは新ドラマが続出です。
コロナ第6波が急増して、石川もまん延防止等重点措置。
公園散歩も自粛かな・・。 梅の季節ですがテレビざんまいです。

テレビドラマの中で、「ミステリと言う勿れ」が特に名言が多く、惹かれます。


□気になった名言(詳細省略)

・僕は祖母の意思だと思う。強くて優しい人だったから、死ぬときに見られたくなかったし、見せたくなかった。それは祖母の、猫のプライドと思いやりです」
・「先生や親に『アイツにいじめられたよ』『アイツ病んでるかもしれないから、カウンセリング受けさせてやってよ』って、みんなが簡単に言えるようになればいいと思う」
・真実は一つじゃないですよ。人の数だけある。でも「事実」は1つです。
・なぜ人を殺しちゃいけないのか・・・・戦争ではOKとなる二枚舌で語られるほど適当な話
・人は自然の生き物なので、人がすることが全て自然の範疇だと思います。


■特に気になったセリフ

・単に一人で死んだからって、楽しくて充実した人生だったかもしれないのに失礼ですよ

・メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを、父親の権利だと思い、
日本側の解説者たちは、義務だと思ってる
そこには、天と地ほどの差があるんですよ

・そういう能力って仕事には必要ないんですか?




子育ての名言は介護に似ている。私に置き換えました。

■妻の介護はやりたくてやっている権利です

私は介護したくてやっているんです。一緒にいたいんです。
私は妻が大好きです。

私は妻のやりたいことを手伝えることを夫の権利だと思い
多くの介護者たちは義務だと思っている
そこには、天と地ほどの差があるんですよ


「かわいそう」「大変ね~」
他の介護者や研究者・マスコミはやりたくてやっていることが理解できない
なぜなら、自分はそう思ったことがないから、
ムリヤリやらされていると考える
大切な自分の時間を取られたと

だから「不安」「悩み」「苦しみ」「虐待」「殺人」なんて言葉が
出るんじゃないですか
当たり前です。
多くの介護者は自分の不自由を主張していますが、
一番不自由を感じているのは妻です。
問題なのは志を持たないことです。

介護は強制されることではないので、
好きにしたらいいと思います
したことも、しなかったことも、いずれ自分に還ってくるだけなので


--------子育てについて-------セリフ-------------
メジャーリーガーや監督は、時々、試合を休むんですよ
アメリカ人のお父さんは、
彼らは立ち合いたいんです
一生に一度の子供の成長の記念日に
行かずにいられるかって感じで
行きたくて行くんです

日本人のお父さんの場合は? 

「…ああ。奥さんがこわいんでしょうねえ…」
彼ら(日本人アナウンサーと解説者)には、
メジャーリーガーが行きたくて行ってることが理解できない
なぜなら、自分はそう思ったことがないから
ムリヤリ行かされてると考える
大切な仕事を休んでまで

メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを、父親の権利だと思い、
日本側の解説者たちは、義務だと思ってる
そこには、天と地ほどの差があるんですよ

だから”参加する”とか”手伝う”なんて言葉が出るんじゃないですか
子供を産んだら女性は変わると言いましたね
当たり前です
ちょっと目を離したら死んでしまう生きものを育てるんです
問題なのは、あなたが一緒に変っていないことです

…でも、それは強制されることではないので、
池本さんの好きにしたらいいと思います
したことも、しなかったことも、いずれ自分に還ってくるだけなので
-------------------------------------------



ふたりで生きていく2021年12月03日 10:14

「JAFMate(ジャフメイト)」の12月号のコラム「幸せって何だろう」
お笑い芸人“ヒロシ”さんです。
「幸せは”自由”」、「他人は他人」、「自分が頑張る」、
「ひとりで生きていく」に共感しました。


-------------------抜粋---------------------------
「幸せって何だろう」   ヒロシ(お笑い芸人)
         -----JAFMate 2021/12 
ひとりでいい

幸せ、と聞いて最初に浮かぶのはやっぱり「自由」って言葉ですね。
--中略----
若い時はいろいろな感情がふんだんにありました。--中略---
妬みの塊でしたね。でも、結局「他人は他人」って実感できるようになりました。
--中略----
経験しなくていいことや考える必要のないことは避けて
「自分が頑張る」っていうことが大切なんじゃないでしょうか。
僕はなるべく余計な他人とは関わらない。時と場合によっては
もちろん寂しいと感じることもあるので、同じマインドを持った
仲間と交流しています。
ただ「ひとりで生きていく」という思いは持っています。
ひとりなんて無理なんです。
それはわかっているんです。--略--
僕が言いたいのは「みんなでいないといけない」という
考え方が好きではないんです。
僕はみんなで行くキャンプが苦手だから、
僕が幸せと感じる「自由」のひとつ、ソロキャンプをやっています。
好きな時間に食べて寝る。縛られない環境がソロキャンプにあると、
やってみて、気がつきました・
--後略----
-----------------抜粋以上------------------------------


孤独や孤立を恐れてはいけない。
つながりを求めて他人に合わせる必要はない。
愚痴や不幸自慢を聞く暇はない。
ひとりで生きることは、孤立ではない、自立です。
自分で決めて自由に、幸せになることです。
「幸せは”自由”」、「他人は他人」、「自分が頑張る」なのです。

■ふたりで生きていく
幸せとは自由。自由とは自分で決めること。
好きな時間に散歩して、映画見て、食事する。
他人に決められない、縛られない。
介護も生活も自分で決めます。

自分の力で解決できない時は助けを求めればいい。
プロがお金で解決してくれます。
同じ志の人、明日からの生活に役に立つ人とだけ付き合えばいい。

一緒にいて心地よい、沈黙があっても豊か、飾らず、
我慢せず、見栄を張らず自然体で付き合う
そんな妻とふたりでいい。ふたりで生きていく。
今、私は幸せです。自由です。