本日は2025年7月12日(土)です
妻が倒れてから: 19年3ヶ月15日経ちました。
自宅介護開始から: 14年9ヶ月26日経ちました。

にほんブログ村 介護ブログ 夫による妻の介護へ にほんブログ村 介護ブログ 在宅介護へ

回復に向かっています2022年12月02日 13:21

妻が脳梗塞の深刻な状況で動転してしまい、
「ブログ休止します」宣言しましたが、
早期発見と適切治療で、回復に向かっています。

左が脳出血で、今回右が脳梗塞となり
片方ならカバーできるのが、両方ではカバーできず。
当初は応答なし、しゃべられず、四肢麻痺。
今後、嚥下できず胃ろう、呼吸できず気管切開、人工呼吸器、と
病院では最悪の見通しを伝えられ、同意を求められました。
なので、口腔ケアも胃ろうも吸痰も新しくやろうと決心していました。

現在は、最初の梗塞場所は消え、末端に移動し少し残っています。
しゃべることができ、点滴栄養だったのが口から食事が開始されました

元気の出るネタもないだろうと「ブログ休止します」と宣言しましたが
入院してしまうと、コロナ禍で面会できず、
物品を手配し、窓口に持ち込むだけです。
私にできることは少なく、自炊も1人分で、
掃除や家財整理など時間を持て余しています。

日常がいつ戻るかわかりませんが、
最悪の事態は避けられたようだし、
元気の出るネタがあれば更新再開します。

ランキング応援ありがとうございます

POTEさん、よしのさん
 コメントありがとうございました。





-------チコちゃんに叱られる。NHK 2022/12/2---

「心が折れる」って言うのはなぜ?
チコちゃん答え--「神取忍が折ったから」(言い始めた)

・「心が折れる」とは、支えていたものが無くなって落ち込んで無気力、自分がくじけてしまう状態。
心=プライド、気持ち   骨でも肉手もない心を折る
自由を奪われ、痛み、怖さ どうしようもなくなって心が折れる。

・折れたときどうする
 神取忍---否定しない。そこから次の作戦を考える
 臨床心理士---ピンチにあることをいろんな人に言う。
  誰かが助けてくれてピンチから抜け出せる
  とにかく言うだけで自分の状況が変わってくる

人生2度目の救急車2022年12月04日 09:42

脳梗塞から回復に向かっているのは、早期発見と適切な治療です


■2度目の救急車呼び出し

21時に消灯、就寝。
夜中の0時に妻の咳が続いたのでベッドを起こして見ると
(後で考えると、嚥下できずに咳が出た)
目の焦点があっていない、応答しない。声が出ない。
で、0時24分「119番」人生2度目の救急車を呼びました。

16年前、1度目の脳出血の時も真夜中の2時でした。
1度目は何が起きているかわからず、かなり慌てていましたが、
2度目は想定準備をしていたので冷静に躊躇はありませんでした。
---ただし、その時は予兆なく突然訪れます。


1度目の救急車で、私はパジャマのまま付き添い、
翌朝パジャマで歩いて帰宅しました。
最近の私は、真夜中に緊急でバルーン交換を依頼することもあって
救急車でも出られるように
パジャマでなく外出着で寝ています。


■救急車呼び出し
----火事ですか?救急ですか?----
1救急車お願いします
2住所は××町×番×です。
  名前は○○○○です 66歳女性です
3状況説明
 ~頃から~をしていたところ急に~となり
 現在~の状態です。
4救急車が到着するまでの対処法を聞く
□持ち物
 救急医療情報シート
 保険証 薬手帳 診察券 お金



救急車が到着すると、詳しい状況、コロナの問診、ワクチン接種歴
持病やアレルギー、かかりつけ病院、など問われます。

16年前の脳出血、糖尿病(インシュリン)、腎盂腎炎(バルーン)など、
たくさんの持病があるので持病を1枚にまとめています。

そのまま、バインダーを渡して説明できました。
×目まぐるしく病状が変わるので、若干、情報更新が古くなっています。
----反省---当日、私の情報も一緒に更新しました。


救急隊員は3人でバイタル測定と血糖値測定をしていました。
寝室は1階でしたが狭かったのでストレッチャーは入らず
布タンカに乗せて3人がかりで搬出。

救急車に乗ってもすぐには出発しません。
病院の受け入れの返事を聞くのに何分か待っていました。
(当直医師は内科ですが、脳外科の先生がオンコールでした。)

-------
新型コロナウイルスの感染拡大は、救急搬送にも大きな影響を与えている。
救急車を呼んでも搬送先がすぐに見つからない「救急搬送困難事案」が昨年より大幅に増えている
------

■眠れぬ24時間

0時58分  病院到着  救急車は搬入後お礼を言う間もなく撤退
1時30分~ MRI
3時15分  急性期病棟へ
3時35分  帰宅---入院準備----
~6時    入院持込みリストにより薬やおむつ、パジャマなど準備完了 
10時~   荷物持ち込み、脳外科先生とお話
~16時   口腔ケア用品の調査選定、手配
24時   就寝


■適切な治療

脳梗塞の血栓を溶かす薬は4~5時間が勝負です。

-------web情報-----
血栓溶解療法とは、心筋梗塞や脳梗塞の主な原因である血栓を分解・溶解する作用を持つ薬剤を使用する治療法 です。血栓を溶解することで、血管を開通させることができ、血流が途絶したことで傷害を受けた脳組織を回復させることができます。 一般的には 発症後4〜5時間以内に治療することで、後遺症を最小限にすることが期待 できます。
--------------------


-----
真夜中の出来事だったので
もし、咳をしなかったら、
もし、別の部屋で寝ていたら、
もし、施設や病院(3時間ごとの巡回)なら
  朝まで気づかれなかったのではないかと思います
もし、朝まで気づかなかったら・・・。
----早期発見----いい方向に回りました----


「在宅介護で横に寝る」「救急医療情報シート」お勧めします。


妻が退院しました。2022年12月10日 08:47

脳梗塞の救急入院から2週間ほどの入院でわが家に戻ってきました。

入院初日のMRIです

当初心配した呼吸困難から気管切開や人工呼吸、嚥下困難から胃ろうなどの危機は脱しましたが、嚥下がまだ弱いとの判断でとろみ食が続いています

声も出て、うがいもできるので歯ブラシになり
入院初日に病院から依頼された「口腔ケア用品」は無駄になりました。
口腔ケアスポンジブラシ、口腔ケアウエットシート、口腔保湿ジェル、舌ブラシ


退院時には管理栄養士さんから
嚥下の心配からとろみをつけての飲水や食事の指導を受けて
わが家の嚥下対策がスタートしました。

むせたり、のどに詰まりやすいもの
パサパサ(パン、いも) →水分を含ませる
ボロボロ(ごはん粒) →やわらかく煮込む
サラサラ(お茶)   →とろみ剤
ペラペラ(のり、わかめ) →細かく

野菜は圧力なべでやわらかく煮込んでいるのでいいのですが
朝食はいつも食パンだったので、軟飯に変更。
お茶は腎盂腎炎対策で1日1500cc飲むので、とろみ剤を購入しました。

退院してすぐ使うので近所のドラックストアで購入しました。


しばらく様子見ながら、元に戻したいと思います
これも無駄になってほしい。

12月に入って雨続き、ずいぶん寒くなったので
天気のいい日が来れば散歩に出かけたいと思います。

本日は退院の報告でした。


---
12/14追記 とろみ剤追加発注 アマゾン ¥777-43(割引)=¥734
 (12/8ドラッグストアで¥939)