本日は2025年7月7日(月)です
妻が倒れてから: 19年3ヶ月10日経ちました。
自宅介護開始から: 14年9ヶ月21日経ちました。

にほんブログ村 介護ブログ 夫による妻の介護へ にほんブログ村 介護ブログ 在宅介護へ

早期退院目指して「胃ろう造設」を選択2024年10月29日 15:15

4回目の救急車。脳梗塞は2回目で同じ右脳で起こりました
入院1ヶ月。毎日10分の面会で、次第に回復しているのはわかります。

しかし、前回の脳梗塞よりも重症で、嚥下が悪くなり
前回のように17日で退院、ミキサー食で経口栄養とはいかなくなりました

唾液は飲み込めているので、肺炎にはなっていないのですが
いままで2回、内視鏡による嚥下評価の結果は悪く、
経口栄養はできないと診断されました。

今は経鼻栄養です。手術がないのがメリットですが
経鼻栄養では退院はできません
チューブが入ったままで嚥下訓練が難しい
細くて詰まり安い。1-4週で交換必要。
液体のため、注入時間が長く、半座位の時間が長くなり「お尻が痛い」

4週間を超えて経鼻経管栄養が必要な場合は、
胃ろうなどほかの栄養摂取方法の検討が必要です。

病院に長くいるほど、QOLが下がり、嚥下回復が遅れる気がするので
早期に退院するため、「胃ろう造設」が選択肢です。
胃ろう造設すれば、手術後1週間ぐらいで退院できます。

嚥下評価は悪いと診断されましたが、
面会の時には空嚥下もよくできているので、
退院すれば、口からの摂取も少しづつ試して、増やせます。
経口摂取が多くなれば、胃ろうを休止や廃止もできます

胃ろうであれば
半固形栄養剤の注入から始めて、ミキサー食の注入も可能です。

いままで、栄養管理を実施してきた自負があり
栄養剤のバランスや不足も気になっています。
栄養管理したミキサー食なら経口摂取の訓練もやりやすくなります。
ミキサー食や経口摂取の割合を増やして、胃ろう廃止を目指します。

ということで、「胃ろう造設」を選択しました。

webでも多くの情報が手に入ります。
胃ろうの種類、手術過程、栄養剤の種類、注入方法、トラブル対処法
特に栄養剤の説明書がわかりやすく
ミキサー食の注入など詳しく書かれたpdfがあります。

図書館で借りてきました。
ナース用のため、手術の手順やトラブルについて詳しく書かれていますが
在宅の注入法などはサラッと書かれています。


とろみ剤、ゼリー化剤、ミキサー
食酢や消毒液、ペグカバー、ペグポケットなど
退院、在宅の事前準備していきます。




コメント

_ さくら ― 2024年11月04日 19:17

コッシー様
いつもブログを拝見させて頂いております。
いつも勉強させて頂き励まされております。 
奥様の早期のご退院を願い、またお二人で外出されて素晴らしい景色をバックに撮られている画像を見させて頂くのを楽しみに待つ思いです。
コッシーさんの介護は私の理想です。
コッシーさんのご健康を心から願うと共に奥様の早いご回復をお祈りしております。

_ コッシー ― 2024年11月05日 06:13

さくらさん
コメントありがとうございます。

私の介護に賛同いただき、
「理想」とまで言っていただく方は
なかなかいらっしゃいません。
私の力になりました。ありがとうございます。

秋の散歩日和に入院となってしまい
快晴の空を見ると、一緒に出られないのが残念です。

順調に手術も終わって、退院に向かって準備しています。
ピクニックはしばらく無理そうですが、
退院後、天気が良ければまた、散歩したいと思っています。

.

_ きびだんご ― 2024年11月05日 06:31

いつも拝見していましたが、コメントは初めてです。
奥様の入院に心を痛めていらっしゃるであろう中でもお散歩用のジャンパーを準備されて退院の日を心待ちにされている様子。
深い深い愛情を感じています。
大きな決断もされ退院の日を待たれているとのこと。
またご夫婦の穏やかな日々が訪れますようにお祈り申し上げます。
寒さに向かいますのでご自身のお体くれぐれもご自愛ください。
そしてお二人でまたお散歩に出かけられますように。

_ コッシー ― 2024年11月05日 08:25

きびだんごさん
暖かい応援コメントありがとうございます。
力になります。

昨日は暖かい快晴でしたが
今日から寒波がくるそうで、退院日は寒くなりそうです。

.

_ さくら ― 2024年11月05日 18:52

コッシーさん
ご返信をありがとうございます。
我が家は夫(2度目の脳出血により軽いながらも四肢麻痺)の介護5年目です。
遥か先を歩いていらっしゃるコッシーさんの実績は、この先の我が家にも参考にさせて頂ける知恵の塊です。
コッシーさんのようには出来ないまでも我が家は我が家なりの介護を目指しますが、目標となる介護をこうして事細かに.そして楽しんでブログにアップして下さっていることに感謝します。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策です
ブログタイトルの地名を全角漢字2文字で記入ください

コメント:

トラックバック