胃ろう造設2024/10/29から
4月末に6ヶ月になるので胃ろう交換になります
口から食べられているので、、「胃ろうを抜く」という判断もありますが
まだ以前の状態ではないし、万一に備え、次回も残しておこうと思います。
万一とは、発熱時に水分だけ入れたり、経口摂取が落ちたときに必要量を補給できる。食べられなくなった時のリスクです。
とろみ無しでお茶や薬も飲めますが、量が多いと困難で、胃ろうを使っています。
食事もまだミキサー食レベルなので、パン食や軟飯+キザミ食まで戻るまで訓練は続きます。
ここで課題は、「ボタン式かチューブ式か?」です。
現在は病院の判断でチューブ式ですが、当初、ボタン式のメリットとして
「事故抜去の心配が少ない」、「接続チューブの洗浄ができる」
として、ボタン式に変更したいと考えていました。
病院に入院中であれば、自己抜去の心配もなく
シャワー浴もしないし散歩もしないので事故抜去の心配もない
接続チューブの洗浄の手間を考えればチューブ式を選択したと思います
チューブ式に慣れてきたため、チューブ式の方がいいかとも考え始めました
★現状チューブ式のデメリットと思っていたこと6ヶ月使っての感想
×チューブの洗浄ができない
→〇入口や接続部に変色がありますが、チューブに変色や汚染は無いように思います
×邪魔になる。引っかかる。事故抜去の心配
→〇自作腹帯に入れて、シャワー浴や散歩の移乗でも引っかからない
×引っかかってヒヤッとしたことは1回ある
×カテーテル閉塞予防に酢水充填をする。(病院の指導/ネットでは賛否あり)
→〇ボタン式でも接続チューブを洗浄必要
一方でボタン式のwebで情報や専門家の意見を集めました
★ボタン式のメリット、デメリット
〇チューブの洗浄ができる→×毎回洗浄しなければならない
→〇酢水注入不要
1日6回(お茶と薬)の接続と洗浄
〇事故抜去、自己抜去がない→×毎回接続の手間がかかる
×逆流防止弁や内径が細く、半固形の注入に力が要る
→〇ボタン式でも半固形を問題なく使っていると訪問看護師さんの情報
×通院や散歩など外出時、接続チューブの携帯必要 紛失の心配
×長く使っているとチューブが硬くなって接続から外れやすくなる
〇ボタン式が多い(訪問看護師さんの私見)
×逆流防止弁がある場合は減圧チューブを使用して胃の中の空気を抜いて圧を下げる
→〇チューブ式でも減圧したことがない。ガス抜きって必要?
×ボタン型はシャフト長を変えられない 体重増加などで食い込む
→〇現在1cmの遊びがある
×18frで直角型では薬の投入に詰まる。栄養も落ちにくい。
ガスを出すのに出し切れない・・・2010年ブログ
→20Frでストレートなら問題なし?
×20年前の胃ろう解説書には「ボタン型は内径が小さくミキサー食に適さない」
「ボタン式でも、内径が太く、ミキサー食投入可能な種類がある」 諸説あり
-----------専門家意見----
外科医 ボタン式でも半固形やミキサー食に問題ない
訪問医 どちらでもいい
ボタン式 自己抜去の心配の人 体重が増える人調整できない
どちらが多いの質問には答えず。胃ろうの在宅は少ないようです。
長い間収束しないのはどちらにもメリットがあるから
訪問看護 ボタン式がほとんど。チューブ式は見ない。
今は4人いるがみんなボタン式。
ボタン式でも半固形栄養剤は使っていて、問題ない。
経口していれば、お守りとしてボタン式がいいのでは。
ケアマネ 担当で胃ろうの人はいない。ずいぶん前にボタン式あった。
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ボタン式の最大のデメリットと思っていた半固形注入に問題なければ、
以下の2点の判断になります
デメリット:接続、洗浄の手間
メリット:シャワー浴と散歩の時の事故抜去なし
引っかかってヒヤッとしたことがあるので
これから胃ろうの利用が減り、外出が増えるとすれば、メリットの方が大きい。
特に訪問看護さんのほとんどボタン式で半固形注入に問題ないという意見に大きく傾いた。
次回はボタン式で予約しました。