その結果
・1日の炭水化物が60%以下となり(糖尿病のガイドライン)
・夕食前の血糖値も低くなり
・1040kcalとなり、体重も落ち着いてきました。
■残る問題点
ラコール+ヨーグルト110+デキストリンで 残る問題点
・便秘ぎみ
・食物繊維15g補っているが、難消化性デキストリンは水溶性食物繊維である
不水溶性食物繊維が補えず
・微量元素の不足の心配
半固形栄養剤には微量元素(セレン、ヨウ素、カルニチン)が含まれていない
長期使用には欠乏症に注意
特に、現在の問題は、1週間便が出なかったり、紫色尿バック症候群
その原因は不水溶性食物繊維が不足して、便の量が少ないためと思われる
(水溶性食物繊維は難消化性デキストリンで補給している)
----不水溶性食物繊維----
不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を吸収してふくらみ、便の量を増やすことができる。また、糖質や余分な脂質、ナトリウムなどを吸着し、便と一緒に体外へ排出することができる。不溶性食物繊維を多く含む食品には、ライ麦や玄米などの穀類、小豆や大豆などの豆類がある
----------------web情報-------
押麦入りのご飯や納豆が不水溶性食物繊維を補うには最適です
■ミキサー食注入のメリットとデメリット
webには「胃ろう ミキサー食注入」で検索すると、多く見つかります。
特になぜだかこどもの胃ろうに推奨が多い。
メリット
・食物繊維が豊富で下痢の改善(不水溶性食物繊維)
・天然の多様な食材が摂取できる
ミネラル・ビタミン、微量元素などが初めから含まれているので、微量元
素欠乏症のリスクが軽減します。
・栄養剤に不足する塩分を補充できる。
・味噌やヨーグルトなど発酵食品により、栄養剤に無い菌を補い腸内環境が良くなる
・糖尿病腎症に対して、必要なエネルギーやたんぱく質など栄養成分を自在に調整できる
糖尿病はじめ肝不全、腎不全など各種病態別の栄養剤が市販されているが
市販の栄養剤では費用が発生する。
・市販の栄養剤よりは安価にできる。
・食物アレルギー(妻には無関係)対応が可能
デメリット
・妻の場合は栄養剤は医療費として費用がかかっていないので、
逆に食材費が発生してしまう
・注意点は粘度とチューブ閉塞があるが 工夫が必要である
ミキサーを十分かける。でんぷん分解酵素。など
■ミキサー食の注入やってみた
昼食のみを置き換えてみました。
■ミキサー食の課題と今後
・手間がかかる(栄養計算と粘度調整) ・・・胃ろう以前と同じ程度の手間
・食材費がかかる。…120円/1食 ・・・胃ろう以前より安価
・量が増える約600g(ラコール+ヨーグルトで410g) ・・・補給水分量を減量
・かなり注入が重たい
粘度を下げるためお湯の適量を探る
→便と血糖値はどうか、見ながら、昼食のみをミキサー食で続けてみます