栄養計算に「八訂成分表」を採用。 ― 2023年03月10日 16:47
■栄養計算の経緯
2015年3月から糖尿病のため、食品交換表により、手計算で栄養管理してきました。
2021年2月からはエクセルで栄養計算できるようにして、食品交換表の分類、PFCバランス、食物繊維、カリウム集計まで進化させました。
■現在の管理目標 これで毎日の献立をしています
・摂取エネルギー 16単位 (1280Kcal) … 体重管理
・野菜 350g以上 …糖尿病
・塩分 6g以下 …糖尿病、血圧
・タンパク質 57.7g以下(標準体重x1g) …糖尿病腎症
・飲水量 1500cc(尿量2000以上) …腎盂腎炎
----「日本人の食事摂取基準(2020年版)」 糖尿病----
日本糖尿病学会による「糖尿病診療ガイドライン2016」
日本糖尿病学会による「糖尿病診療ガイドライン2016」
・たんぱく質:13~20%
・脂質:20%~30%
・炭水化物:50%~60%
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・食物繊維 20g以上 未達成 … 糖尿病、便秘
・カリウム 2g以下 未達成 … 高カリウム血症
■3月10日のシート
■七訂成分表と八訂成分表では、エネルギー値と計算方法が異なっています
・文部科学省のサイトにはエクセルのデータが公開されています。
2015年版(七訂)から2020年版(八訂)に変更になっています。
・食品によってエネルギーが変更されています
たとえば
ごはん 168kcal→156kcal たんぱく質2.5→2g
ぶなしめじ 17kcal→26kcal 「きのこ類」「藻類」のエネルギーが増加
・炭水化物の細分化とエネルギーの算出方法の変更
・八訂成分表ではエネルギーが8%程度低くでる傾向がある
---web情報-----
平成 26 年国民健康・栄養調査に基づき 1 日当たりのエネルギー摂取量を七訂成分表と八訂成分表をそれぞれ用いて算出し比較したところ,八訂成分表による値は七訂成分表による値に比べ 8%程度減。
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■日本食品成分表2023 購入 2月発売¥1760
データとしては文部科学省があるのですが、紙のデータで便利です。
解説も読みやすい。
・エクセルのアドオンで栄養計算できるソフトが使えます。
■食事日誌のエクセル化のデータベース変更
これまでは、webサイトで食品のカロリーを検索してデータベースにしていました。 カロリーSlism
検索も簡単で、「アジフライ」など食品成分表にない食品などもあり便利です。
「ごはん」で検索すると 168kcal/100g
七訂では168kcal 八訂では156kcal なので、
七訂成分表がベースになっています。
普段使う食材だけ私のエクセルに移植しました。
■2月の1か月分の献立を七訂と八訂で比較してみました。
・食品交換表の目標値
表6の野菜が10%低く、ごはんの表1が3%低くなりました。
・摂取エネルギーとタンパク質
摂取エネルギは4%低くなりました。
タンパク質は5gも低くなって、目標値をクリア。
・PFCバランス
タンパク質が低くなった分、炭水化物が増えて限界に近くなりました。
★7訂からより確からしい8訂に変えて、摂取エネルギーが減りましたが
体重で摂取エネルギーにフィードバックかけているので、
摂取エネルギーが少ないからと現在の献立(食事内容)を増やすつもりはありません。
今後もより確からしい栄養計算で管理していきます。
■「スーパーの名前」と「食品名」がわかりにくい 「さけ・ます」
・トラウトサーモン →にじます
・アトランティックサーモン →たいせいようさけ
・秋鮭 →しろさけ
・銀鮭 →ぎんざけ
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