十年一昔 ― 2020年08月18日 11:02
妻が倒れて14年半。
来月9月で在宅介護10年になります。
来年は妻も65才で高齢者、いよいよ老々介護になります。
1日1日の積み重ねではありますが、
人生100年時代の10年なら短い。
人生の最大の出来事は介護ではありません。
十年一昔。
わずか10年でも、振り返れば、たくさんの試練と工夫をしてきたので、
遠い昔のように思われます。
前半は介護の未熟さゆえに、後半に妻を病にもしてきました。
2014年の長期の不明熱騒動。2015年の糖尿病。2018年の腎盂腎炎。
そして、今年2020年の私の尿管結石。
病との闘いの10年でもありました。
医療や介護制度に頼り切ることなく
多くの困難を乗り越えることで介護と看護の能力も向上してきました。
栄養管理、裁縫、工作、福祉車両、バリアフリー、人生観(介護理念)・・
創意工夫やマネジメントの楽しみばかりでなく、
金沢の多くの公園や名所を妻と車いすでお出かけして、花鳥風月を楽しみました。
特に今年の尿管結石の入院手術騒動では、
妻に支えられてきたことを実感しています。
まだ、余命17年半ほどあります。
自立した生活が出来る健康寿命は、あと10年ほどか・・。
試練は出尽くしたと思うので、妻と楽しく過ごしたいものです。
■10年超える電気製品
先日、金沢市企業局のチラシが入っていました。
-------要約-------
・コンロ、オーブンが10年。給湯器が13年。
・10年を超えると消費効率が落ちる。部品劣化。修理不能。になる
・紙上展示会・・・新しい製品の売り込み
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10年経てば、メーカも補充部品がなくなり、故障すると新しいものに変えないといけない。
在宅介護スタート時点で、
家をリフォームしたので冷蔵庫やレンジなど多くの台所家電が10年になります。
その目で調べてみると10年超えるものは台所以外にもあります。
・テレビ 12年x2台
・エアコン 寝室15年。居間17年。
・自転車 19年
・扇風機 24年x1台 20年
そろそろ10年
・パソコン ディスクトップ9年 ノート8年
・福祉車両NBOX 7年
今の生活の中で稼働率が高い大型家電はエアコンとテレビです。
使っていて支障はありません。
寿命が近いというだけですが、技術革新もあります
特にテレビは10年前と比べると、
4K対応もありますが、
軽量化、画面拡大化、省エネ化、ネット・スマホ対応が進み
魅力的です
コロナ禍で経済も瀕死です。
本来ならオリンピックイヤーで活性化したはずなのですが。。
健康でいられるこれからの残り10年のために、
買い換えたいものが増えてきました。