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間欠導尿 2か月 導尿回数の再検討2018年09月20日 08:13

間欠導尿がスタートして2ヶ月経ちました。
 
8/21 1か月の検討結果から、
・4時間毎では300cc以上溜まることがある
・2時間毎で300以下実現したが、外出できない
・3時間毎で300以下、外出可能
となりました。
 
そこで、2か月目も3時間毎 5回/日の導尿でスタートしました。
 

9月8日、2週間ほどの結果、300以下(平均165)、1日1800を実現できました
 



■300以下を1か月続けたことで、改善されてきました。

・400もたまることは無くなった(膀胱過伸展が改善された)
・300以上たまれば尿パッドに出るようになった
・濁りや浮遊物はあるが、少なくなった。
 


 
■導尿回数 5回/日を4回/日に  9/8~
 
導尿回数のエビデンス:
専門誌「排尿ケアQ&A」、ウエブ「自己導尿教室」 によれば、
・1回導尿量300以下…膀胱過伸展を防止=尿路感染予防
・1日1500 
・尿路感染予防には1500-2000と陰部洗浄
・1日5-6回(5-4時間毎)
・摂取水分量によって回数は調節
 
導尿回数の上限については、
300以下であれば回数を減らした方が感染リスクが減ると思います
 
 
9月8日より 3時間毎 5回/日を、3.5時間毎、4回/日導尿に変更


 
11日間の結果
・3.5時間毎、4回/日導尿の設定でも、導尿300以下(平均150)、1日1800が実現できました。
 

尿量は平均202から236に増えましたが、
300を超えると尿パッドに出るようになったので300以上は溜まらなくなりました。


 
これからはこのパターンで導尿していきます。
 



 
■「今日からできる 自己導尿指導」 中古本を購入
 
ウエブの「自己導尿教室」に紹介があった本を購入しました。

2006年発行 定価2800円+税 ですが、中古で¥413+送料¥257=670円でした。
 
導尿回数や方法など、以前購入した「排尿ケアQ&A」と内容は同じです。

矛盾点がありました。
・間欠導尿の定義では膀胱過伸展を500以上と定義し、500を超えないようにとあります。(8p)
・神経因性膀胱には、300を超えないように計画的に、とあります。(31p)

 
感染管理は興味深い内容でした。
・再生カテーテルとディスポーザブルカテーテルの是非
・外尿道口の消毒の是非
・手洗いにおける石鹸使用の是非
 






■20日、泌尿器科 通院 ----追記

7時にナイトバルーン抜去。9時に導尿して、泌尿器科へ

泌尿器の先生に、1800cc/日であること、4回/日、3.5時間の導尿でも300cc以下であることをデータで伝えたところ、データーはほとんど見ずに
導尿回数について説明されました。

・4時間毎の導尿の根拠は、300cc以下にするためではない。
 4時間を超えると、細菌の増殖が急に上がるからである。

膀胱過伸展の防止は目的にあると思うのですが・・。

いずれにせよ、3.5時間毎の導尿を続けます。


尿検査の結果は まだ濁りも細菌もありますが、
発熱・腹痛ないのでそのまま導尿を続けるだけとなりました。




---

清潔間欠導尿(CIC)の目的

1)膀胱壁の過伸展によって生じた血流低下を回復させ、膀胱壁の感染防御力を高め維持する
2)膀胱を低圧に保持し、水腎症や腎機能障害を予防する
3)一定時間ごとの導尿によって、残尿を無くし尿中細菌数の増加を防ぐ
4)間欠的に導尿を行い、膀胱の収縮と弛緩を繰り返す事により排尿機能を回復させる

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